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ゴンの妊娠徒然~アメリカあらふぉー妊婦記録~


LA在住。2009年11月 妊娠検査でポジティブ。妊娠と日常に関する我が家のささやかな記録。2010年7月31日ちびごん誕生
by gondaregondare

病院ツアー。そして己の今を知る。少し凹む。

5月16日
(28w7d)



前日のラーメン(恐らく)3人前が効いてて
一日中満腹感でいっぱい。。。



朝)
★ノンファットヨーグルトにミルクを混ぜて
りんご4分の3個を入れて食べる。


昼)
ももはなちゃんところで見た
「キャベツ焼き」キャベツタップリでヘルシーだよねーん。



病院ツアー。そして己の今を知る。少し凹む。_b0164834_1152928.jpg






★★★★★


この日の3時半から
ニッキーを産む(予定の)病院ツアーの日だった。
その病院には行ったこともなく
少し緊張していた。



ツアー開始時間より
かなり早く到着したはずなのに
待合室には
妊婦とそのパートナーで溢れてた
(@@))))




こんなに妊婦がいるのか。。。
しばし呆然。

(何を今更・・・)




何故か?
目のやり場に困る妊婦の群れ。
もちろん自分もその一員。
ざっと数えて30組以上はいたと思われる。



そして明らかにワタシが最高齢と思われる。
(※1家族、明らかにご両親まで引率してる家族がいたので
そのご両親よりは若いけど・・・哀)





人ごみとか
知らない人の群れが苦手な私は
心臓がバクバク054.gifしてしまい
テーブルに乗ってる美味しそうなフルーツやお菓子など
食べる余裕などまったくなかった。(喰うな)




待合室から出され
矢継ぎ早に担当女性二人から説明が始まる。
(仮にAさんとBさんとする。)



出産をする部屋に通される。
ホテルみたいな部屋だけど無機質。
広さは程よい感じ。(何様?w)


まず喋りだしたのはAさん、
まるで早回しのテープみたいに
喋る喋る喋り捲る!!
ツアーは30分刻みに入ってるようなので
順番が決まってるんだろうけど
医療&専門用語バリバリの英語なんぞ聞き取れるはずもなく
でも知りたいことはたくさんあるわけで、、
段々とイライラしている自分を感じる。
もちろん英語が苦手な自分が悪いけど。





たまらず相方に
「今何て?」
と、聞いてしまうと
相方が私に説明してる間に
早回しのテープがどんどん先に行ってしまう。。。
それでも要所要所確認しつつ、、、
疑問点をスケジュール帳に記入しつつ、、、




この時点で
自分が知りたいことが殆ど解消されてないので
モヤモヤモヤモヤ
イライライライラ・・・・




次・・次・・・と部屋を変わる。





ふと気づく。




みなさん、、
結構お腹大きいのに歩くのが早い。
私はたちまち最後尾。
「ああ・・私って今は体力ないんだな。。。」
と、凹む。



テープの早回しで説明してるにも関わらず
質問コーナーなども設けるため、
かなり長い時間立ちっぱなしになるが
みなさん全然平気な様子だけど
私はどんどん辛くなる。
のぼせて体温が上昇するのを感じ
後ろに引っ張られるような感覚に襲われる。(多分貧血)



最後の部屋は
出産後の入院部屋。
いつのまに説明はBさんに交代。
「授乳の大変さと重要さ」
について語り始め
余裕があるならキチンと勉強して
出産に臨むように。。。と言っていた。


※アメリカは母乳育児を選択しない女性が多いらしい。
母乳の大事さは昔から言われていることだが
余り浸透していないのだそうだ。
政府は今年中盤から母乳育児の大切さについて
TVCMや病院指針などを盛んにする動きにあるそうだ。
当然、、、
病院も国には右ならえ・・・という状態なんだろう。






何となく・・・ビビる。




この狭い部屋で
産まれたばかりのニッキーと
出産後ボロボロで(予想)
授乳がヘタクソ&出ない私が(妄想)
一晩中あーでもないこーでもないと授乳にチャレンジして
それでも必要量が出ない母乳(妄想)
ニッキーは泣き叫び(予想)
私は自分が更にボロボロになるのを感じる。(妄想大暴走)



※生まれたばかりの赤ちゃんが
必要な母乳の量は7ドロップ・・・と、わずかな量らしい。






そして何より、、、
この入院部屋に至っては、、、
(感想なので正直に書くしかない、、申し訳ないけど)
部屋の圧迫感と
大人数でこんな狭いところに居たくない・・・
という生理的なモヤモヤで
どうしようもなくなる。



一生懸命説明してるBさんには申し訳なかったが
声も遠くなってきてしまって
わずかながらにすら理解できる状況でも無くなった。
思わず外に出てしまった。



病室の外に出ると
空気が軽くなって
相方がパンフレットで扇いでくれて
少しだけ呼吸が楽になった。




たくさん妊婦がいるけど
最後まで説明を聞いていられなかったのは
私と少し前に部屋を出て行った黒人女性のみ。
※その黒人の彼女は車椅子に乗せられて
どこかへ行ってしまった、、、無事だといいけど。




その後、
まもなく解散。
レジストする人は
書類に記入をして提出して帰った。



のぼせて参った私は
全部を相方に任せて
目を閉じて
ソファーに座っていた。



すると、
横で書類に記入をしていたカップルの男性の方が


「君たちの予定日いつ?」

と、
聞いてきた。

「8月はじめ。そちらは?」

と、
相方が切り返す。




「6月14日が予定日なんだよーwwwあはは」






ぎょぎょ
一ヶ月切ってますけど(@@))))
不安じゃないのか??
アメリカ人。。。余裕だのぉ・・・(尊敬)

※アメリカ人は一般的に出産などに対して大らかだそーであります。




そして、
思わず奥様と思しき女性のお腹を見ると
臨月のはずなのに
私のお腹よりずっと小さい。。。





「私はやっぱりBIGサイズなんだなぁ」
と思い知り
また少し凹む。






産む病院を知って
気持ちも新たに前向きに
妊娠ラストスパートのキッカケにするつもりだったのに
知りたいことはボンヤリとわかったけど
思い通りではなさそうだったり、
それについて何か提案できたり
抵抗(?)できるほどのボキャブラリーもない。


いざ出産が始まっても
オロオロしつつ、、
言われるまま、、、
ソコに自分の意思など無いままに
流されるようにお産が終わってしまうんじゃないだろうかという不安とビジョン。
病院なら安全だ。。。と思っていたけど
自宅出産を希望する人の気持ちが少しわかったような気がした。



フラストレーションばかりがたまって
今の自分の状態を垣間見る結果になり
新しい状況に慣れないとパニックになってしまう・・・という
自分の悪い部分が出てしまってるな。。。と感じた。
せっかくの日曜日に引率してくれた相方にも
申し訳ない気持ちでいっぱい。





だけど、、、疲れた。




私は疲れた顔をしてただろうか?
「車取ってくるからそこで座ってて」
と、
相方が車を取りにパーキングへ行ってくれた。







私は病院前のベンチに
ポツンと座っていた。





風がひんやりして
のぼせた頭には気持ちよかったけど
涙が出そうになった。
情けないなぁ・・・自分。




★★★★★

帰り道、
相方は知ってか知らずか
軽い話題で私を笑わせてくれようとした。
※私は病院ツアーについて
どう思ったか・・・は相方に伝えていない。



まっすぐ帰る道なのに
なぜか左折・・・
そしてどこぞのコンプレックスへ・・・





(どこぞへ買い物でも行くのかな?・・・)






アイス屋さんだった。




「アイス食べたら
ごんちゃん少し涼しくなるんじゃないのん?」



相方はそう言って
ニヤっと笑った。



そうだった、、、
相方はそういう人だった。
意地悪ばかり言ってる様で
私が辛いときはいつだってお見通しだ。






私は単純だ。
アイスが食べられる!!
と思っただけで嬉しくなった。(馬鹿?(@@)))




間食)バスキンロビンス
★アイスをダボーでw
※ロッキーロードとジャモカ



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相方はスニッカーズ入りバニラ?





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消化不良な病院ツアーのことと
アイスの美味しさ(相方の優しさと書くべきか。。。ぎゃは)で
お腹も心も一杯。。。
夕飯は軽く。






夜)
★納豆ご飯
★キャベツのザク切りにプチトマト


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相方も食欲あがらず。
温めた冷凍ピザとピーナツバターパン少々。


グラタンでも作ろうと目論んでいた
オーブントースターの仕事始めは
冷凍ピザの温めだったwwwぎゃは



記念にパチリ。


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この世の中には
たくさんのお母さんがいる。
私は心からその方々を尊敬する。


これっくらいのことで
凹んでるようじゃいけないよね、ニッキー。
私は私なりに頑張ればいいね。

後でニッキーが生まれたときのことを
ちゃんと教えてあげられるように
しっかりするからね。
by gondaregondare | 2010-05-16 16:25 | 妊婦生活